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39期スタート! 「文字」に思いを馳せる

2022.04.01

こんにちは、YFです。ラムダシステムズは、4月1日から39期に突入しました。これも関わっていただいた皆様のおかげとひとえに感謝しております。本当にありがとうございます。

38年…その歴史を振り返ってみると、テロップ技術の進化は本当に多種多様ですが、ラムダはずっと変わらず、電子テロップシステムのパイオニアとして、「いかに迅速に、正確に、わかりやすくご視聴者様に情報を伝えられるか」ということに邁進してきたと言えます。

具体的に言えば、手書きの文字を紙焼きで映像に出していた「テロップ」から、コンピュータ処理により作成された文字を表示させる「電子テロップ」として、簡単に作成・表示できることで、ご視聴者様に提供できる情報量を圧倒的に増やし、映像に付加価値をつけることを可能にしました。

今では専門のフォントメーカーがありますが、電子テロップシステム開発当初は、「映像に適した美しい文字」がなく、「電子テロップ」として作成・送出するためのハードウェアやソフトウェアをつくる以外に、映像に適したフォントをつくることはとても重要でした。

そうしてつくられたのが、今でも皆様にご使用いただいている『ラムダフォント』です。

さて、ここで「フォント」についておさらいしたいと思います。文字と言えばよく聞く「書体」との違いも再認識しましょう。

  「書体」⇒ ある一貫したデザイン方針で作られた文字の集まり

  「フォント」⇒ ある書体を表現するためのひと揃いの活字、今では、コンピューターで使う文字デザインのこと

なるほど!「フォント」は「書体」を表現するための具体的な手段なんですね。ということなので、『ラムダフォント』は、「ラムダがつくった、映像のための、映像に適した文字デザインのセット」ですね。

そして、40周年に向け、「テロップ」の歴史を辿っていますが、そういえば日本の文字っていつからあるんだろう?と気になり調べてみました。

何と、約5600年前です!

最古の日本の文字といわれている神代文字は、中国から日本に漢字が渡る前、縄文時代に使われていたとされる日本固有の文字だそうです。ラムダは39年、約0.7%…とついつい計算してしまう元経理職のサガ。

そんな神代文字の一つである龍体文字で、『ラムダシステムズ』と書いてみました。

龍体文字には一文字一文字に意味があり、ラムダシステムズだとこうなります。

  ラ ⇒ 神経を整え、過剰な反応を散らす

  ム ⇒ 回復力を高める

  ダ ⇒ 慈愛、他者への優しさや思いやり

  シ ⇒ 心を落ち着かせる

  ス ⇒ リラックス、緊張から解放する

  テ ⇒ 楽しいエネルギーで人を集め、楽しい気持ちを作り出す

  ム ⇒ 回復力を高める(2回目)

  ズ ⇒ スと同じ。リラックス、緊張から解放する(2回目)

何だか心身ともに健康的で、免疫力高めな名前ですね。ものづくりという共通の目的に向かい、和気あいあい新しい技術に挑戦してきたラムダらしい名前だとも思います。

こうして「文字」の歴史に思いを馳せると、映像に表示される様々な「書体」の「フォント」でつくられた「テロップ」にも、より一層注目し、愛でたくなります。

ラムダシステムズは、これからもテロップの進化を支え、皆様それぞれのライフスタイルに適した情報を、「電子テロップ」として提供できる企業でありたいと願っております。39期も引き続きよろしくお願いいたします。

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