COLUMN

コラム

『ハードウェア製品』開発者 インタビュー 第1回

2021.11.15

HT × FT インタビュー 第1回 (全3回)

YFです。
ラムダの主力ハードウェア製品『GRID』の開発をメインに、
ハードウェア開発一筋に20年以上ラムダの製品開発に携わってきた二人。
そんな二人にラムダのハードウェア製品の今までとこれから、開発の仕事、ラムダの強みなど、たっぷり話を聞きました。
その模様を3回にわたりコラムでお送りします。
ものづくりって面白い ! を感じて下さい。

第1回は『GRID』開発の歴史と思い出です。


ハードウェア製品『GRID』について

YF(インタビュアー) : ラムダといえば『GRID』だと思うんですが、
二人はラムダの兄弟会社だったアイシー時代からGRID開発に携わっていましたよね。

HT : アイシーはもともとトランジスタの選別から始まった会社で、
アイシーとラムダの経営者が本当に兄弟だったことから、ラムダの仕事を受注していました。
最終的にはどちらもコアグループに入り、その後ラムダが残る形ですが、
それまでは設計・開発を分担して製品開発していました。
自分が一番初めに関わった『GRID』は「GRID-32」で、D1表示基板を担当しました。

FT : 自分は1993年にアイシーに入社し、ソフトウェア開発から転向したんですが、
一番初めに担当した『GRID』は「GRID-32HD」ですね。
それからずっと『GRID』開発に携わっています。


思い出深い『GRID』製品

YF : 長きに渡り『GRID』開発をされていますが、思い出に残る製品について教えて下さい。

HT : 「GRID-32HD」ですね。『GRID』の分岐点と言えると思います。
4人でしか持ち上がらない100kgのHDブラウン管モニターで初めてHD画像が映し出された時は感動しました。
すごくキレイで、HDから4Kの時とは比べ物にならない感動でした。

FT : 「GRID-VMX」です。
ちょうどコアグループになったタイミングで、当初の設計担当者が退職し、
アイディアが実現不可能だったり、大幅に設計変更したり、作り直しになったり、
納期まで時間がなく、とにかく大変でした。

HT&FT : 「GRID-MF32HDX」も大変でした。
半年しかないのに、始まる前から既に100台の受注が決まっていて、
部全員がすごい集中力を発揮し、総力を結集して完成させました。
まさに、ワンチーム!終電を気にしたのはこの製品くらいです。


お読みいただきありがとうございます。
この続きは、12月1日にお届けします。
引き続きお楽しみください。

【今後の掲載予定】
第2回 環境に合わせて進化を遂げる『GRID』 (12月1日予定)
第3回 『GRID』のこれからとラムダのハードウェアの特徴と強み、ハードウェア開発者を志望する方へのメッセージ (12月15日予定)

その他のコラム記事は、コラムトップページよりご覧いただけます。

トップページに戻る