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ストレスチェック

2021.10.01

ストレスチェックしましたか?

こんにちは、YFです。
ラムダでは例年9月、10月にストレスチェックが実施されます。
各々質問に答え、現在の心の健康状態をグラフと文章で確認することが出来ます。
ストレスチェック結果は、直接受検者に通知され、事業者には本人の同意なく通知されることはありません。

すっかり定着したストレスチェックですが、ここで改めておさらいしましょう。


ストレスチェック制度とは?

①いつから
2015年12月施行
常時 50 人以上の労働者を使用する事業場に実施義務があります。

②主な目的
労働者のストレスの程度を把握し、労働者自身のストレスへの気付きを促すとともに、
職場改善につなげ、働きやすい職場づくりを進めることによって、
労働者がメンタルヘルス不調となることを未然に防止すること(一次予防)

③検査と評価
下記3つの領域に関する項目について検査を行い、ストレスの程度を点数化して評価します。
(1)ストレス反応(心理的な負担による心身の自覚症状に関する項目)
(2)ストレス要因(職場における心理的な負担の原因に関する項目)
(3)周囲のサポート(職場における他の労働者からの支援に関する項目)


さて、目的に出てきた一次予防というワード、気になりますね。
一次ってことは何次まであるのか?

答え 一から三次まであります。

【一次予防】
労働者自身のストレスへの気付き及び対処の支援並びに職場環境の改善を通じて、メンタルヘルス不調となることを未然に防止する。
【二次予防】
メンタルヘルス不調を早期に発見し、適切な対応を行う。
【三次予防】
すでにメンタルヘルス不調となり休業している労働者の職場復帰過程を円滑にし、再燃・再発が起きないように支援を行う。

ストレスチェック制度は一次予防ということは、心の健康問題を有する労働者のみではなく、
全ての労働者に関わる取り組みということですね。

そして、結果が高ストレス判定で面接指導の必要があると判定された労働者が申し出を行った場合、
医師による面接指導を受けることが出来ます。
面接指導とは、医師が問診その他の方法により心身の状況を把握し、
これに応じて面接により必要な指導を行うことを言います。
一人で悩まず専門家の力を借りたいですね。

『人間ドックで身体の健康をチェック』
『ストレスチェックで心の健康をチェック』

より深く知りたい方は厚生労働省ホームページにて!

参考資料
『労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度実施マニュアル』
詳しくはこちら

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