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FMキャリアコンサルタントへの道 序

2024.03.15

こんにちは。FMです。
密かに国家資格キャリアコンサルタントを取得すべく数十年ぶりとなる勉強をしておりました。(別に秘密にしてない?)
晴れて2023年5月に合格してキャリアコンサルタントと名乗れるようになりました。

今回はFMがキャリアコンサルタントになるまでの道をご紹介します!
別に聞きたくないなんて…、言わないでくださいね…。

まず、キャリアコンサルタントとは何かと言いますと…。
2016年4月施行の職業能力開発促進法において国家資格と定められた「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」ができる名称独占資格です。

うん…。難しいですね。かみくだきましょう。

たとえば「何だか仕事がうまくいかないなぁ」「仕事とプライベートのバランスよくないよなぁ」「なんだかやりたいことも見つからないしモヤモヤするなぁ」「いまの職業のままでいいのかなぁ」こういった悩みの解決を“促し”たり、自分らしい生き方の実現を“支援”する専門家です。

なぜキャリアコンサルタントに?
数年ですが自社の採用活動を手伝っていました。そこで沢山の学生さんたちに出会うのですが、
何かが引っ掛かるんです、何かが…。熱心に話を聞いてくれて、メモまでとって質問までしてくれるんです。
でも・・・、たまたまなんです。「ちょっと気になったから」、「なんだか面白そうだから!」「いろいろな会社の話が聞いてみたくて!」


…うん。いいんだよそれで。まずは興味をもって、気になって話を聴きに行く。間違ってない。

でも、思ったんです。遅いんじゃない?もう大学3年生ですよね?成人になってるんですよね?
小学生の時にニュースで見た朝夕のラッシュアワーの映像・・・。あの人ごみの中に入らないでいい職業って何だろう?
どうすればその仕事に就けるのか?などと考えて逆算しながら学校生活を送っていた自分からは想像がつかなかったのです。そこで上司に聞いてみました「これ、どうすればいいんすかね?」と。すると「いい資格あるよ!国家資格!キャリコン!」と悪魔のささやきが…。これが地獄の資格取得への道になるとも知らずに言いました。「それ、いいですね! 自分も取ります!」と…。

どうやったらキャリアコンサルタントになれるのか?
国家資格なので試験を受けて合格しないといけないわけですが……
受験資格は次のようになっています。
1.厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
2.労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
3.技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
4.上記の項目と同等以上の能力を有する者
※厚生労働省ホームページよりキャリアコンサルタントになりたい方へ
はい。ごくごく普通に放送業界の現場で育ってきたFMには1.しか選択肢がありません。
そうです。ご存じの方もいるでしょう。FMは受験と就活したことないんです。全ての節目を推薦という名の手形で潜り抜けているのです。

キャリアコンサルタント養成講座へ
厚生労働大臣が認定する講習の課程である養成講座を修了しなければいけないのですが
よくよく調べると…。150時間…。講習が150時間あるんです!約6ヵ月も通わなければならないんです…。
そして講習に通う前に通信講座も受けなければなりません…。
この通信講座も3部に分かれていて、更に150時間の講習に連動しているのです…。
それから費用ですが… うん。高額です。しかし!何とも魅惑的な文言を発見しました。
キャリアコンサルタント養成講座は“専門実践教育訓練給付制度”の対象です。
ん?教育訓練?給付?引き続き調べました。なんと国の雇用保険の制度で
養成講座にかかった費用の最大で70%が支給されるそうです。
諸条件がありますが問題なく該当していたので意気揚々と説明会に出席し、申し込みを済ませます。
※厚生労働省ホームページより専門実践教育訓練給付金に関するよくあるご質問


が、専門実践教育訓練給付制度を受けるにはハローワークでキャリアコンサルタントに
キャリアコンサルを受けなければいけなかったのです!
開講の1カ月前ま・で・に…。FMの養成講座開講まで残り1カ月と1週間で気づきました!
はい。メッチャ焦って予約をとり書類を整えキャリアコンサルをうけ無事に手続き終了。
ホッとして家に帰ると何やら荷物が届いているではありませんか。5kgのみかん箱みたいなのが。

恐る恐る開けるとそこにはテキスト、テキスト、テキスト、リングファイル、テキスト…。

長くなったので次回に続きます…。

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