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難しかくホルダーインタビュー★応用情報技術者(AP)

2022.10.01

こんにちは、YFです。
8月に情報処理安全確保支援士(SC)のホルダーインタビューを掲載したところ、大変ご好評をいただき、
資格取得への関心の高さがうかがえました。
というわけで今回は第2弾、応用情報技術者(AP)ホルダーにご回答いただきました。
応用情報技術者(AP)は情報系の開発者であれば一番欲しい資格といえるのではないでしょうか?

令和1年~4年の過去5回の合格率平均は、23.5%。以前よりは取得しやすいようですが、やはり難しい資格ですね。

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

ではいってみましょう!

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★資格取得インタビュー
ホルダー:SRさん

Q1.資格名称
応用情報技術者(AP)です。

Q2.どんな資格ですか?
プログラミングだけでなく、情報戦略、ネットワーク、データベース、情報セキュリティ、マネジメント、システム監査など・・・幅広い出題範囲が特徴の資格です。
基本情報技術者(FE)の上位に位置付けられており、より広範囲かつ専門的な知識を求められる資格となっています。

Q3.取得の動機
私が卒業した学校では基本/応用情報技術者取得に向けた対策授業期間がカリキュラムに組まれており受験が必須でした。
ですので動機らしい動機はありませんでしたが、就職活動の時に持ってる持ってないでそのまま差が出てしまいますので必死に取得しました。

Q4.私の勉強法(取得にかかった時間、使用したテキスト、取り組み方)
応用情報技術者は2回目の試験で合格しました。
過去問題は全てIPAで公開されているため解説まで網羅された有用なホームページがありますのでそれを見ていたと思います。
また、試験合格に必要なのは応用情報技術者試験との戦い方を理解することだと思います。
・午前は4択で答えを選ぶ問題80問です。1つ1つの問題はそこまで難しくないですがとにかく範囲が広い。
 10年分の過去問全部解いて挑みました。(過去問題との重複は結構ある)
・午後は記述問題です。11問の大問から5つ選択する必要があります。
 大問はデータベースやセキュリティなど分野ごとに分かれているため過去門を解いて解説を理解し、
 自分の得手不得手を知ることが合格への道なのかなと思います。

Q5. 取得後の活用方法、取得をおすすめする方等、アドバイスをお願いします。
この資格はこれがあると何か特定のことができるようになるというタイプの資格ではありません。
ですが、在学中または社会人の方は仕事の後などに学ぶ姿勢がないと取得できない資格でもあります。
自分が努力し学ぶ人間だとアピールするのに良い資格なのかなと思っています。

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応用情報技術者(AP)はとにかく広範囲で専門的な知識に対する理解が必要な試験なんですね。
そして、過去問をしっかり解いておく(10年分!驚)、自分の得手不得手を知る等、戦略的な対策が合格のカギとなるようです。
それにしても、学校での取り組みとはいえ学生時代から情報戦略やシステム監査といった馴染みのない範囲を持つ試験に挑戦し、2回目でホルダーになるなんて素晴らしい。
SRさん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

私個人の印象ですが、資格を持っているということは「目標に向かってコツコツと努力できる」ことの証明だと思います。
キャリアコンサルタントとして面談をしていると、資格は欲しいし必要なのは分かるけど、「仕事が忙しく時間がない」「お金がかかる」「落ちたら格好悪い」と言われることがあります。気持ちは分かります。よく分かります。
しかし、受けなければずっと受からないわけで…欲しいという気持ち(モチベーション)がある内に挑戦することをおススメします。
インタビューにあるように、確かにその資格が取れてもいきなり仕事に役立つわけではないですが、その経験は仕事以外においてもいつかアナタの何かを助けるかもしれません。
もちろん資格というカタチではなくても、自己啓発をしている方も多くいます。
どんなカタチにしろ共通していえることは『行動が大事』ということでしょうか。
時間は有限。さ、やってみよ!

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