Lambda Recruiting Logo

Interview No.01

2002年入社:支社ソフトウェア開発

収録年:2017年
先輩の写真

最初の仕事はラムダ初の競馬アプリ

新卒で入社した会社は携帯電話のソフトウェア開発会社で、機械寄りのプログラム開発を担当していました。学生時代の仲間とはよく会っていたのですが、その中のラムダで働いていた友人の勧めで中途入社しました。

最初に任された仕事は競馬番組で使うテロップアプリです。レースの出走表やオッズのテキストデータをシステム変換して自動的にテロップ表示させるもので、競馬用アプリはラムダとしても初めての開発でした。

前職で携わっていた開発は、ユーザーが見たり使ったりするようなシステムの開発ではなかったので、デザイン性を考える必要はなかったのですが、競馬用アプリはまさにテレビで放送されるものです。デザインに関しては全く自信がなく、その部分に関しては直接お客様に色々と教えてもらいました。

開発画面のイメージ

大型プロジェクトチームに抜擢

競馬用アプリ開発が一段落着くと大規模なプロジェクトチームに加わることになりました。それは、制作サブシステムすべてにラムダのテロップシステムを導入するもので、ハードウェア開発も伴いトータルで数年がかりで段階的に納品していく大きなプロジェクトです。

テレビ局では日々、膨大なテロップが制作されています。報道系番組であれば、記者の方々が取材してきた原稿をテロップの制作者に渡し(発注)、制作者がテロップ文字にデザインし(編集)、校正チームが文字をチェックし(校閲)、映像データに送る(送出)という業務を毎日行っています。

ラムダの電子テロップシステムを導入することで、全ての業務【発注→編集→校閲→送出】が一貫してパソコン上で運用され、テロップ作成用の原稿用紙が不要になりました。大幅な時間短縮と効率化に貢献していると思います。

自分が携わった仕事は、それぞれのフェーズで作成されたテロップ素材の管理の仕組みや番組ごとの管理方法などで、お客様の体制や運用を考えながらシステムを開発することでした。そもそもプログラム開発は本業なので、仕様が決まれば後は考えて作っていくだけなのですが、このプロジェクトにおいてはお客様の仕事の流れや実際の運用を理解し、自分で仕様を考えながら開発することを求められていたので、慣れるまでは本当に大変でした。でもシステムの深い部分に携わらせてもらい、良い経験をさせてもらいました。

先輩の様子

ラムダ製品へのプライド

基本はプログラマだと思っているのですが、開発とそれ以外の業務の時間の割合は、5:5の時期もあれば7:3の時期もあります。どちらの業務もおもしろいと思っています。

入社以来ずっと札幌支社勤務なので、まずは北海道内のお客様の開発や納品が第一だと思っています。システムの更新で数十台のパソコン類を入れ替えする時などは2~3週間はそれに係りきりになります。とはいえ本社のお客様の開発のための打ち合わせやデモサポートなどの仕事も次々入ってきます。

それでも仕事が嫌にならないのは、自社製品に自信を持っているからだと思いますし、ソフトもハードも自分たちで作っているから、会社や仕事にプライドを持って働けていて、後ろ向きな気持ちにならないからだと思います。おそらく、他のメンバーも同じように感じていると思います。

個人的には新たなアプリを作りたいと思っています。パソコンに向かって考え込むより、お客様から直接ニーズを聞いたり、新しい情報を教えてもらえる今の仕事環境がきっと役に立つと思います。

数年前、自分たちのアプリを一般ユーザー向けの映像制作ソフトのオプションツールとして販売できないかと上司に相談したことがありました。残念ながら、その時はサポート対応などの点からも難しいとの理由で叶いませんでしたが、常に会社の新しいビジネスやサービスについて考えています。

ラムダが培ってきたテロップ技術はかなり完成度が高いと思います。従来のマーケットでの利用のほかに、付加価値を付けた新しい映像配信サービスや、VR技術・AI技術と組み合わせた仕組みなど、新たな利便性を提供するマーケットについて考えていきたいです。

画面イメージ

仕事はラムジャン

札幌支社は、事務スタッフ以外は開発技術者だけの構成で、営業もサポート部員もいません。そのため、技術者全員で北海道内のお客様のソフト開発やシステム保守、サーバー・パソコンの設置・メンテなどの業務を行っています。また、そのほかに本社の受注案件のソフト開発もあります。

業務でお会いするお客様は放送局の技術者や現場担当者で、作業しやすい服装で働かれています。なので、お客様と同じようにスーツではない動きやすい服装で仕事をしています。上はラムダのジャンパー(通称ラムジャン)、下はジーパンなどです。サーバーラックの狭いところに設置することもあるので、軽装の方がお客様も作業を頼みやすいですし、普段でも気軽に声をかけてくれます。

そうしたお客様とのフラットな関係は社内においても同じです。支社は少人数なので、各自が自分の業務範囲に責任を持ち、自らスケジュールを立て遂行していますが、上司・部下の管理的なやり方ではなく全員野球的なチームとして機能している雰囲気です。仕事の進捗チェックのための定例会はなく、必要に応じてその場で確認し、必要に応じて協力し合って仕事をこなしています。

このページのトップへ戻る